あんす夢スレ(仮) - V系ヲタヌ＠たぬき

718 ID:8.U

調理実習の授業で作ったクッキーを、今日は珍しく授業に出ている彼にあげたくて悶々としながら結局迎えてしまった放課後。自分の勇気のなさに悲観しながらヤケクッキーだ！とラッピングを開けたその時「GoodNight子狸ちゃん♪」今日一日中気になって気になって仕方なかった彼の声「な、夏目くん！？どうしたの忘れ物！？」慌てて両腕で机の上のクッキーを隠す。絶対見られてるし放課後に教室でクッキー食べる卑しい女って思われた…！すると夏目くんが私の手の中を指差した。「そレ…」バレてた！ですよね！「あ！これ！？調理実習で作ったクッキーなの！家で食べれば良いんだけどめちゃくちゃお腹すいちゃって！よかったら夏目くんも食べる！？！？」「…じゃあいただこうかナ」めちゃくちゃ早口になりながら勢いでクッキーの袋を差し出すとそれを素直に受け取ってくれた夏目くん。気持ち悪かったかな！？思い描いてた渡し方とは違うけど夏目くんに渡せたから良しとしよう！大健闘だよ私！恐る恐る夏目くんを見ると思いっきり目が合った。何！？

719 ID:8.U

「……それ、ボクにくれるんだと思ってタ」「…へ！？」バレてた！？なんで！？内心パニックになる私「だってあんなに穴が開きそうなほど見られてたら誰だって気付くヨ。だから珍しく授業にも出てたのにでもボクの思い違いだったのかナ？…なーんて、冗談だヨ♪」夏目くんが意地悪そうに笑った。私絶対今顔真っ赤だ。「ご馳走様、美味しかったヨ。じゃあボクはレッスンに行くから、またネ」なんて教室から出て行く夏目くん。びっくりした…心臓に悪いことやめて欲しいよ…「あ、クッキー…」夏目くんが残りのクッキーを全部持って行ったらしい。これからレッスンみたいだしSwitchの皆で食べるのかな？まぁ夏目くんに渡すミッションは叶ったし良いか！心も身体も軽くなったのを感じて私は鞄を手に取り教室を出た。この後廊下でつむぎとばったり会い、今日Switchのレッスンはお休みですよ～なんて言われるのはまた別の話…

723 ◆718判定:○ ID:8.U

あーん感想ありがちゅ！夢は読み手だったから書くの初めてで設定ガバだったりするのは脳内補完してほしいゆ！

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