-
-pv
もう見ない
スレッドの閲覧状況:
現在、- がスレを見ています。
これまでに合計 - 閲覧されました。
※24時間アクセスのないスレのPVはリセットされます。


スレッド つぶやき

【ふわっち】ぬん

84/101頁 (2000件)
1647: 2023/09/29 21:15
中国の「中秋節」
先ほどお伝えしたように、お月見の文化は平安時代に中国から伝わりました。では中国のお月見はどのような行事なのでしょうか。
中国では毎年旧暦の8月15日に中国4大伝統祝日の一つである中秋節(ちゅうしゅうせつ)という行事が行われています。
中秋節は秋節や団円節とも呼ばれ、その日になると人々は各地から家に帰って共に食事をし、灯篭に灯をともしてお祝いをします。
その中秋節では、「月餅(げっぺい)」と呼ばれる月に見立てた丸く平たい形をしているお菓子が必ず食べられます。中国では中秋節などの大切な日に、家族円満や幸福の象徴と言われる月餅を食べて家族の幸せを祈ります。

1648: 2023/09/29 21:16
お月見団子
中秋の名月の食べ物といえば、やはり月見団子が欠かせません。
収穫物であるお米を使って団子にした月見団子には、農作物の豊作を祈る意味が込められています。十五にちなみ、一寸五分(約4.5cm)の大きさの丸いだんごを15個お供えします。ただし、団子はまん丸にすると死者の枕元に供える「枕だんご」を連想させるため、ほんの少しつぶした形にすると良いと言われています。

1649: 2023/09/29 21:16
飾り方は1段目に9個(3×3)、2段目に4個(2×2)、3段目に2個という山型のようにして、その三方に白い紙を敷きお供えします。お供えする場所は、お月様から見えるところか床の間にお供えするのが良いでしょう。

備えた団子は中秋の名月が終わった後にそれを食べることで、月の力を自分に分けてもらい、健康と幸せを得ることができるという謂れがあります。
団子だけでなく、ぶどうなどツルのあるものをお供えした後に食べることでお月様とのつながりが強くなるとも言われているようです。

1650: 2023/09/29 21:17
ススキ
中秋の名月のお供え物の一つにススキがあります。
ススキは魔除けの効果があると言われており、災いや邪気を遠ざけて豊作になるように、という願いを込めて飾られます。他にも月の神さまをお招きする依り代(よりしろ)としての役割もあります。

1651: 2023/09/29 21:17
本来はススキではなく稲穂を飾っていましたが、十五夜の時期には稲穂がないことが多く、次第に形が似ているススキが使われるようになりました。 ススキの飾り方に決まりはありませんが、日本では奇数の方が縁起が良いと言われているので、奇数本を飾るのをおすすめします。

1652: 2023/09/29 21:17
またススキ(尾花)は「秋の七草」の一種で、他の七草であるクズ(葛花)・ナデシコ(瞿麦)・オミナエシ(姫部志)・フジバカマ(藤袴)・キキョウ(桔梗)・ハギ(萩)と一緒に飾ることもあるようです。
秋の七草はどれもが落ち着いた色味の花を付け、優しさを感じます。ぜひ中秋の名月の日に飾ってみたり、秋のお散歩で見つけてみたりしてくださいね。

1653: 2023/09/29 21:18
イモ類
秋の収穫物である里芋をお供えする風習もあります。里芋をお供えするのには、芋類の収穫を祝い、収穫に感謝する意味が込められています。これは、米ではなく里芋などの芋類が主食として食べられていた頃の名残からきています。

1654: 2023/09/29 21:18
旬の野菜・果物
その他のお供えものとして、旬の野菜や果物もあります。
昔は中秋の名月に月見団子や里芋の他にも、大根や枝豆などの野菜、栗や柿、梨、ぶどうなどの秋らしい収穫物が供えられました。

また皆さんは「お月見どろぼう」という風習をご存知でしょうか?
お月見どろぼうとは、子どもが月見団子などのお供え物をこっそりと盗み取ることで、中秋の名月の夜、月の出ている間だけ許されるとされています。 子どもは月からの使いとされており「盗まれた家は豊作になる」と喜ばれていたそうです。子どもにとっても盗んだ団子を食べると健康と幸福が訪れると言い伝えられていた地域もあるようです。

1655: 2023/09/29 21:20
2023年9月29日(金)見ごろは19時から!

夜道で月を見つけると「あ、お月様」と指をさして教えてくれるお子さんは多いですよね。子どもたちが大好きな月が、一年でもっとも美しく見える日が「中秋の名月」です。2023年の中秋の名月は、9月29日(金)。今年は満月と重なります。晴れていれば、今年もっとも美しい月が見られます!東の空に輝き始める19時から南東の空へとのぼっていく21時ごろがお月見におすすめです。ぜひ親子でお月見を楽しみましょう。

1656: 2023/09/29 21:20
中秋の名月の意味は? 十五夜とは同じ?

中秋の名月とは、旧暦の8月15日の夜に見られる月のこと。一年でもっとも美しい月とされ、お月見をする風習があります。十五夜という言い方の方がなじみがあるかもしれませんね。

1657: 2023/09/29 21:21
月は自分で光っているのではなく、太陽の光があたっているところだけが光ります。そして、月が地球の周りをまわることで、地球の私たちからの見え方は、ほとんど見えない新月からまん丸の満月へ、そしてまた新月へと様子が変わります。その様子を「月の満ち欠け」といい、29.5日ごとにくりかえされています。

旧暦は、この月の満ち欠けを基準に、新月になる日を各月の1日としていました。よって、毎月真ん中の15日は(ほぼ)満月となります。「十五夜」という言葉は、そもそもは、この旧暦の毎月15日の夜、または満月の夜という意味を持ちます。ですが現在では、十五夜といえば「中秋の名月(のお月見行事)」をさすものとして使われるのが通例です。

1658: 2023/09/29 21:21
「中秋」とは「秋の真ん中」という意味。旧暦では7・8・9月を秋としていました。よって、旧暦8月15日の月=秋の真ん中の日の月ということから、「中秋の名月」と名付けられているのです。

小さなお子さんには旧暦の話は難しいかもしれませんが、「秋の真ん中に、一年で一番きれいな月を眺めて楽しむ日」「昔の8月15日にあたる日だから、十五夜ともいうんだよ」と教えてあげるとよいでしょう。

1659: 2023/09/29 21:21
中秋の名月が、一年で一番美しい理由

中秋の名月が「一年でもっとも美しい月」とされる理由は、季節や天体に関係します。まずは、湿気が減り、空気が澄んでいる季節だから。湿気の多い夏は月は霞んでしまいがちですが、秋は気温が下がり、空気中の水蒸気が減るので、月がくっきりときれいに見えるのです。

そして、月の高さは太陽の逆のため、夏は低く、冬は高くなります。秋は低すぎず高すぎず、月を地上から見上げるのにちょうどよい高さなので、とても美しい姿を見ることができるのです。

1660: 2023/09/29 21:22
気候としても、残暑が去って夜が涼しくなり、外ですごすのが心地よい時期。さらには、スズムシなど秋の鳴く虫たちのきれいな歌声も聞こえてくるかもしれませんね。親子で四季を感じる行事としても、お月見はおすすめです。

1661: 2023/09/29 21:23
旧暦と呼ばれる昔の暦は、先述のように、月の満ち欠けを基準にしたもの。よって、月は人々の生活に密接な存在であり、月をめでる風習は古来からあったそうです。

中秋の名月のお月見のならわしが広まったのは平安時代。中国から伝わり、平安貴族たちは美しい月を眺めながらお酒を飲んだり、詩歌を詠んだりなど、風雅に楽しんだそうです。

やがて江戸時代の頃には庶民にも広まり、秋の農作物の収穫祭と結びついていきます。豊かな実りの象徴として満月を鑑賞し、お供えものをして、収穫の感謝や祈りを捧げる風習となりました。

1662: 2023/09/29 21:23
中秋の名月が毎年日にちが変わる理由

先ほどお話したように、中秋の名月は「月の満ち欠けを基準にした旧暦」に基づきます。現在の私たちは、「太陽の動きを基準にした新暦」で生活を送っています。

旧暦は、新月を1日とし、月が満ちて満月になり、また欠けていくまでの29.5日を1ヶ月としていました。よって、29.5日×12ヶ月=354日を1年としていました。現在の新暦では、太陽が地球を一周する365日を1年としています。つまり、旧暦と新暦には1年で11日のズレがあることになります。このため、中秋の名月は毎年日にちが変わるのです。昨年2022年は9月10日、2023年は9月29日、2024年は9月17日になります。

1663: 2023/09/29 21:24
月の満ち欠けのサイクルが29.5日であること、および、実際の月の軌道が正円でない理由から、15日に満月になるとは限らず、必ずしも中秋の名月と満月は一致しません。2023年は、幸運にも満月と重なります!まん丸の美しいお月様を眺めることができる、またとない機会です。

1664: 2023/09/29 21:24
十五夜だけじゃない? 十三夜もある?

秋のお月見には、十五夜だけでなく、「十三夜」というならわしもあるのをご存知ですか?

十三夜は、旧暦9月13日。2023年の十三夜は10月27日です。十五夜につづく月ということで、「後(のち)の月」と呼ばれることもあります。また、豆や栗の収穫時期にあたるので、「豆名月」「栗名月」とも呼ばれます。

1665: 2023/09/29 21:26
十三夜の月は、満月ではなく、少し欠けた形ですが、「十五夜に次いで美しい月」とされています。その理由は、現在の暦では十五夜は台風や秋雨の影響を受けやすい時期ですが、十三夜は秋晴れに恵まれることが多いこと。また、完全ではないものに趣を感じる日本人特有の美意識によるもの、と伝えられています。

1666: 2023/09/29 21:26
十五夜の月を見たら、十三夜の月も同じ場所で見ると縁起がよいそうです。ぜひ両方のお月見を体験して、月の形や見え方の違いを親子で発見してみるのも楽しそうですね。

2

レス数がMAXを超えたみたい
次スレ作成 次スレ検索
このスレのURL(コピペ用)
トップ  |  履歴
設定 | スレを通報
関連スレ一覧
【ふわっち】ぬん