390.
複雑に絡んだ幾つもの糸電話がうるさくて何度か投げ出そうとしたんだ。この思考ごと。でもそれは叶わなかったんだ。幾つもの中から見つけた声は無音の様で無音じゃないんだ。何かの信号を発する光のようなそんな感じだ。だけどもう疲れたんだ光の声を聴く事もさだから一斉に離れてくれよ。それがどんな意思からきて、どんな思惑があろうと
369.
夜の空気 めまいがするほど美味しい無音の中ひたすらワルツおどりませんか？僕の手をとってみてよきっと夜を越えて ともだちになれそう？どこかで見知った貴女 気づかないふりして誘う夜の空気 廃れたネオンほど美しい無数の星ひたすらかぞえてみませんか？僕と今夜限りいてよきっと朝には他人に戻っているはず？どこか上の空な貴女 気づいてないと思ってんの夜の空気 目一杯吸い込んでみて
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